平成24年3月の公葬(公的葬儀)の実施状況

公葬とは自治体等の公的機関が公費で行う葬儀のことになります。
川口市名誉市民条例第7条2項には『前項に規定するもののほか、名誉市民が死亡したときは、議会の同意を得て公葬を行うことができる。』となっており、最近川口市が行った公葬の実施状況を以下に記載します。
□  日時:2012年3月22日(木) 
□ 場所:「川口総合文化センター・リリア」メインホール
□   列席者数:約1,500人(広報かわぐち2012年4月号発表)
□   総事業費:16,239,965円(3月議会の補正予算では2,000万円)
□ 広報かわぐちでの公葬に関する記載内容
   ※下記の画像をクリックしてPDFを参照。広報かわぐち2012年3・4号)
 
□   事業費内訳(単位:円)
※情報公開請求による公文書から集計して掲載います。
支払命令書等決裁文書一式はリンク先のPDFを参照ください。

内容 金額 備考
弔慰金 1,000,000 川口市の交際費支出基準によると香典1万円、現職議員が死亡時は10万円が支出限度額。今回は市長が特別に認めたものとして限度額を社会通念上妥当な範囲として支出
出演料(ソプラノ・ピアノ計2名) 210,000
出演料(東京交響楽団) 787,500
市民歌編曲 111,111 源泉所得税11,111円含む
紙封筒他 6,350
サインペン他 29,337
おかき 20,008
位記額 23,100
ポリ袋 2,247
画鋲他 1,982
花束 5,000
喪章他 98,437
案内状他 280,250 印刷
プログラム 501,900 封筒と伴に2,000部印刷
郵便料金 199,000 2993通
新聞広告 714,336 葬儀通知の記事・埼玉版6紙
読売・毎日・産経・東京・埼玉・朝日
会場設営等委託料(生花壇他) 5,880,000 随意契約・(株)ケンナン・委託契約書等http://www.sougi-kawaguchi.com/
会場設営等委託料(会場設営) 4,308,297 随意契約・公益財団法人川口総合文化センター・委託契約書等
http://www.lilia.or.jp/
映像作成業務委託料 525,000 随意契約・(株)JCN埼玉委託契約書等
http://jcntv.jp/
川口市立中央・戸塚図書館の2館でDVDの閲覧可
リリア使用料 1,353,210 6件の支出項目合計
駐車料金(リリア・川口駅東西口地下公共駐車場) 182,900 3件の支出項目合計
合計 16,239,965

川口市が行った過去3回の公葬(公的葬儀)の実施状況

川口市が行った過去3回の公葬について、その概要を以下に記載します(単位:円)。

日付 名誉市民 概要・その他 費用
昭和48年9月18日 故岩田三史氏
初代市長
会場:市民会館
参列者数:多数(詳細不明・市の広報より)
※詳細は以下を参照ください。

埼玉人物辞典の掲載内容/市議会での議決状況
広報における公葬の掲載内容
決算書における葬儀費用
2,316,560
昭和57年5月8日 故大野元美氏
元市長
会場:市民会館
参列者数:3,000人(市の広報より)
※詳細は以下を参照ください。

埼玉人物辞典の掲載内容/市議会での議決状況
広報における公葬の掲載内容
葬儀費用等一式/決算書における葬儀費用/
7,495,815
平成24年3月22日 故永瀬洋治氏
前市長
会場:川口総合文化センターリリア
参列者数:約1,500人(市の広報より)
※詳細は当ページ最上段の『平成24年3月の公葬(公的葬儀)の実施状況』を参照ください。
16,239,965

過去3回の公葬の費用比較(現在価値での比較)

過去3回行われた公葬の費用比較では日本銀行のHPを参考に過去の公葬の事業費を現在価値に換算して比較を行っています。平成24年3月に行われた公葬は、過去2回の公葬の事業費と比較して1.8〜4.7倍となっています。

企業物価
戦前基準指数

現在価値
に換算

消費者物価指数
(持家の帰属家賃を除く総合)

現在価値
に換算

昭和48年9月18
故岩田三史氏
463.3 3,432,089円 719.5 5,599,668円
昭和57年5月8日
故大野元美氏
852.7 6,033,924円 1474.1 8,843,851円
平成24年3月22日
故永瀬洋治氏
686.4 -       
(16,239,965円)
1739.2 -   
(16,239,965円)


※以下の日本銀行のサイトを参照して試算
http://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/history/11100021.htm/
※平成24年の市葬時の各指標は統計データがないため平成23年の数値を使用
※昭和48・57年の費用は当該年度の決算書(総務・市葬費)・情報公開請求した資料より。
※昭和48年については弔慰金が含まれていない(弔慰金が支払われたかどうか不明)。